仮想通貨のメリットはなんとなく分かってきたけど、
そもそも最近になってなんでこんな騒がれてんだろ?

仮想通貨は今に至るまでいろんな事があったみたいだぞ。

そもそもお金についても全く意識してなかったくらいだから仮想通貨なんてもっと分からないよ。
ねーねーもっと最初から分かりやすく、なんで今までのお金からどうやって仮想通貨が生まれたのか調べてみようよ。

お前そこからかよ・・・

現代のお金に至るまで

大昔は紙幣なんてなくて金や銀あとは貝などで食糧などを交換していて、その物同士で物々交換していたのは知ってだろ?

んーなんとなく分かるな。

だけど実際の金や銀は重くて持ち運びしにくいし、すぐ奪われやすいから、それを一つの場所で管理して引換券を発行する仕組みが出来てきたんだ。
のちにこの引換券自体が信用のある物と認知されてきて、引換券そのものが交換対象になったんだよ。

たしかに食料買うのに財布に入らないで重くて大きい金や銀を丸出しで歩いてるのは物騒だよな

金本位制度による紙幣の始まり

金(きん)は世界中で通用しますが、持ち運びが不便です。そこで、各国の中央銀行が、金庫に保管している金と同じ額の「紙」を発行しました。これが紙の貨幣=「紙幣」の始まりです。
このしくみを「金本位制度」といいます。

しかしイギリスで出来たこの金本位制がベトナム戦争を機に状況が変わるんだ。
当時アメリカが戦争でたくさんのお金を使っていため、金との交換に支障が出てきてしまったんだ。

ニクソンショックから管理通貨制に

ニクソンショックとは、1971年にニクソン大統領が金とドルの交換停止を含む一連の経済政策を発表した出来事です。

アメリカは金とドルとの交換をいつでも保証していましたが、ベトナム戦争による軍事費拡大などが原因で財政が悪化。金が国外へ流出し、交換ができなくなったのです。

ここから紙幣そのものが価値のあるものになったんだね

そうだ。
この管理通貨制により経済の景気のバランスも調整していくようになったんだ。

今後期待される仮想通貨

ここがポイント

管理通貨制度は、僕らが普段使用している「円」や海外の「ドル」や「ユーロ」などの 法定通貨 がそれにあたり、それぞれの国の信用で価値が決まるのです。
例えば1ドル100円の時もあれば1ドル120円の時もありますよね。
管理通貨制度はその時の国の状況に応じて毎日価値が変動します。

要するにこの管理通貨制度というものは
国の信用が全てであり国ごとで価値が違うという事です

お金の制度はとてもよく分かったし
これによっていろいろな国のバランスが保たれているんだよね?
これと仮想通貨は何が違うの?

ここで覚えていてほしいのは
仮想通貨は世界共通の価値を持つことが出来るという事だ

自国通貨よりも資産保全価値が高いと前のページでも伝えた通り

たとえ自分の国の経済が悪化しても、世界中どこで誰が取引しても価値が変わらないこのシステムが将来性が高いと言われているんだ

いやーなんかお金や仮想通貨の歴史の事もだいぶ分かってきた気がするな。

いやまだ仮想通貨の歴史話してないから・・・

To be continued・・・